For the world's highest level of medical safety.

MISSION ソラセンテスのミッション

最新のテクノロジーで世界最高峰の医療安全を実現する。

例を挙げるならば、胸腔のドレナージは私たち医師が想定している以上に、誤った挿入となっているという報告があります。 不適切な挿入というのは、例えば見込みからずれて肺や心臓へ穿刺してしまうような事例など、考えただけでも恐ろしくなるような危険性も含まれます。
鈴木が胸部外科医となって30年来、この状況は何ら変わりません。これまでドレナージのガイドとして医療業界で使用されてきた超音波は、胸部では使用できない状況が多かったからです。
世界中の患者が、このようなリスクに直面しなければならない現状を打破するために、最新のテクノロジーを活用できないか。
鈴木の30年来のこの悲願と発想こそが、今回のプロジェクトの起点となっています。

PRODUCT ソラセンテスの製品

拡張現実で医療安全を確保する革新的な医療機器

胸腔ドレナージは、臨床現場において日常的に行われている診療行為であり、胸腔内に貯留した空気、液体等を体外に排除するための手技です。頻繁に行われている基本的な手技ですが、この胸腔ドレナージに伴う死亡事例が後を絶たず、厚生労働省事故調査委員会からも度重なる警鐘が鳴らされています。それにもかかわらず、日本のみならず、世界中で重症合併症がなくならないのが実情です。
医療における穿刺行為のサポートは超音波で行われていますが、胸腔は気体を含有する唯一の体腔であるため、超音波は使用できないという現状があります。
この状況を打破するため、拡張現実(AR)の技術を用いて胸部CT画像を患者にオーバーレイすることで、臨床医にとっては計り知れない援護となるだけでなく、リスクを激減することが可能になります。

写真 鈴木健司教授

ソラセンテスのAR技術の
活用方法

現状の手法と課題

穿刺器具の先端を常に観察しながら処置を行うことはできないため、臓器損傷をきたすリスクが常に伴い、死亡事故が頻発している。

イラスト CTと問診票

レントゲンまたはCT 画像から穿刺部位及び穿刺方向を策定する

イラスト 医者とメス

画像での臓器位置関係を念頭に置き、体表から穿刺する部位を確定する

イラスト 血の付いたメスとバツ印

事前に策定した穿刺部位と実際の穿刺部位がずれることがしばしば起こる

AR技術の活用

体腔穿刺時に、臓器位置情報を患者に重ねあわせて、体腔内情報を詳細に可視化できるので、適切なドレーン挿入位置および角度を決定することが容易になる。

イラスト MRIとVRゴーグル

事前に撮像したCT画像情報をAR技術を用いて患者に重ね合わせる

イラスト 横たわる人と虫眼鏡

あたかも患者体内を透視しているかのように穿刺位置の確認ができる

イラスト VRゴーグルをかけた人とメス

CT画像を患者に重ね合わせることで、臓器位置情報を踏まえた穿刺が可能となる

TEAM ソラセンテスのチームメンバー

写真 鈴木健司教授

鈴木 健司

順天堂医院 呼吸器外科 教授
代表取締役CEO

1990年、防衛医科大学校卒業。医師国家試験合格。1991年、防衛医科大学校臨床研修医。1993年、US Navy潜水医学課程修了。1995年、国立がんセンター東病院非常勤医師。1997年、同がん専門修練医。1999年、国立がんセンター中央病院呼吸器外科医員。2007年、同呼吸器外科医長。2008年、順天堂大学医学部呼吸器外科教授。日本呼吸器外科学会賞、癌学会奨励賞、日本肺癌学会 篠井・河合賞など受賞多数。

バナー 順天堂大学医学部附属 順天堂医院 肺がん治療を、革新する。 呼吸器外科教授 鈴木健司

COMPANY 会社概要

会社名 株式会社ソラセンテス
設立 2023年2月28日
資本金 1億円
代表取締役 鈴木 健司 順天堂大学 呼吸器外科教授
取締役 幸田 真音
取締役 下 義生
取締役 鈴木 幸一
事業内容 拡張現実(Augmented Reality:AR)及び関連技術を用いた医療機器の開発
住所 〒113-0033 東京都文京区本郷2-17-12
THE HILLS HONGO 6F
連絡先 03-4400-6614

RECRUIT 採用情報

イラスト 働く人々の影

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