NEWS
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2024.04.05ニュース
シリーズAラウンドで5億円を調達し、拡張現実技術を用いた革新的な医療安全を実用するために開発を加速
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2023.02.28ニュース
拡張現実の技術を応用した革新的な医療機器を開発するために株式会社ソラセンテスを設立
MISSION ソラセンテスのミッション
最新のテクノロジーで世界最高峰の医療安全を実現する。
例を挙げるならば、胸腔のドレナージは私たち医師が想定している以上に、誤った挿入となっているという報告があります。
不適切な挿入というのは、例えば見込みからずれて肺や心臓へ穿刺してしまうような事例など、考えただけでも恐ろしくなるような危険性も含まれます。
鈴木が胸部外科医となって30年来、この状況は何ら変わりません。これまでドレナージのガイドとして医療業界で使用されてきた超音波は、胸部では使用できない状況が多かったからです。
世界中の患者が、このようなリスクに直面しなければならない現状を打破するために、最新のテクノロジーを活用できないか。
鈴木の30年来のこの悲願と発想こそが、今回のプロジェクトの起点となっています。
PRODUCT ソラセンテスの製品
拡張現実で医療安全を確保する革新的な医療機器
胸腔ドレナージは、臨床現場において日常的に行われている診療行為であり、胸腔内に貯留した空気、液体等を体外に排除するための手技です。頻繁に行われている基本的な手技ですが、この胸腔ドレナージに伴う死亡事例が後を絶たず、厚生労働省事故調査委員会からも度重なる警鐘が鳴らされています。それにもかかわらず、日本のみならず、世界中で重症合併症がなくならないのが実情です。
医療における穿刺行為のサポートは超音波で行われていますが、胸腔は気体を含有する唯一の体腔であるため、超音波は使用できないという現状があります。
この状況を打破するため、拡張現実(AR)の技術を用いて胸部CT画像を患者にオーバーレイすることで、臨床医にとっては計り知れない援護となるだけでなく、リスクを激減することが可能になります。
ソラセンテスのAR技術の
活用方法
穿刺器具の先端を常に観察しながら処置を行うことはできないため、臓器損傷をきたすリスクが常に伴い、死亡事故が頻発している。
レントゲンまたはCT 画像から穿刺部位及び穿刺方向を策定する
画像での臓器位置関係を念頭に置き、体表から穿刺する部位を確定する
事前に策定した穿刺部位と実際の穿刺部位がずれることがしばしば起こる
体腔穿刺時に、臓器位置情報を患者に重ねあわせて、体腔内情報を詳細に可視化できるので、適切なドレーン挿入位置および角度を決定することが容易になる。
事前に撮像したCT画像情報をAR技術を用いて患者に重ね合わせる
あたかも患者体内を透視しているかのように穿刺位置の確認ができる
CT画像を患者に重ね合わせることで、臓器位置情報を踏まえた穿刺が可能となる
TEAM ソラセンテスのチームメンバー
COMPANY 会社概要
会社名 | 株式会社ソラセンテス |
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設立 | 2023年2月28日 |
資本金 | 1億円 |
代表取締役 | 鈴木 健司 順天堂大学 呼吸器外科教授 |
取締役 | 幸田 真音 |
取締役 | 下 義生 |
取締役 | 鈴木 幸一 |
事業内容 | 拡張現実(Augmented Reality:AR)及び関連技術を用いた医療機器の開発 |
住所 | 〒113-0033 東京都文京区本郷2-17-12 THE HILLS HONGO 6F |
連絡先 | 03-4400-6614 |
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